苔寺を訪ねて
6月21日は、まるで日本が熱帯雨林化したかのような高温多湿の天候だった。
午前10時、霧雨の降る中、松尾にある苔寺(西芳寺)を訪ねる。
淡い桃色の蓮の花が出迎えてくれる。
本堂に響く般若心経に身を委ねる。
納める木簡に心願をひとつ毛筆でしたためる。
去年は「すべての人が幸せでありますように」と書いた。
今年は・・・
緑、緑、そして一面の緑・・・
紅葉の紅い実
門前茶屋で名物「とろろそば」を食べる。
女主人が言うには、青海苔は苔を表しているのだそうだ。
華厳寺(鈴虫寺)で、しばし鈴虫の鳴き声に浸る。
古から変わらないであろう、虫の音。
何が変わってしまったのか・・・
鈴虫寺に紅い紅葉を見つけた。
鈴虫寺近くの地蔵院を訪ねる。
ここは竹の寺として有名だが、訪ねる人も少なくひっそりとしている。
松尾を後にして、宇治へ。
三室戸寺のアジサイは、今年は花付きが悪いようだ。
三室戸寺を後にして、平等院を訪ねる。
この場所から、いったい幾多の人々がこの景色を眺めたのだろう。
今、こうしている一瞬。
永遠に続く時の流れの中の、ほんの一瞬。
何を想う?
宇治川の橋のたもとの樹にぶら下がる宿り木。
自分だけでは生きていけない存在。
何を想っているだろう?
見上げれば、いつの間にやら晴れ上がった夏の空。
そう、たしかに時は過ぎて行く。
この想いは、もっと、ずっと・・・
| 固定リンク
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 涼やかに凛として・・・(2009.06.28)
- 今宵、ここで(2009.06.24)
- 苔寺を訪ねて(2009.06.24)
- いつかまた(2009.06.22)
- マンゴーの祟り(2009.06.19)



















コメント